北穂高へ登ってみた~

こんにちは、店長のヨシノブです。

 

去年の9月に山仲間と行ってきた山の

紹介を今更ですがしたいと思います。

 

とにかく長く険しい道でしたよ、

歩き始めから目的としている

山の頂上までの標準タイムが

約9時間+休憩時間

最初は自分には無理やわって

思いましたが仲間が応援してくれて

挑戦しようと決断しまして

行ってきました~。

 

ちなみにここに行くまでに

鈴鹿の山の6時間コースで試し歩き

したんです。結構しんどいな~っと、

実際はあと3時間あるかなあかんと

思うと不安でした。

 

本番は前の日の夜に三重を出発

岐阜の高山市まで高速で行き

平湯温泉まで下道で1時間ほど

 

そこから上高地行のバスにのって

スタート地点になります。

歩き始め午前6時、少し肌寒いな~

って上着を着ての出発でした。

 

天気はまあまあ良くて、暑くなってきて途中でアイスなんか食べたりして

仲間と朝の7時台にアイスなんて

今までたべたことないわ、

とか言いながらワイワイ楽しく

歩いてました。

 

スタートから4時間くらいまでは、

平坦な道を只々歩いていくだけ

なんですが、ここからは山道っぽく

段々と細くなり上り坂に

なってきました。

 

息も上がりペースも落ち、段々

疲れも感じる様になってくるのですが

すれ違う下山される方の中には

小学生や60代以上と思われる方も

沢山みえて、感心するばかりでした。

 

約6時間歩いて”涸沢”に

着くことができました。ここには

大きくて有名な山小屋があり

そこからの眺めも素敵すぎるので

ここでお昼ご飯をたべました。

 

うっとりと山を眺めてるのも

束の間雨が降り出し屋根のある場所に

移動。

これから行こうとしてる山が

雲で隠れてしまいました。

 

天候の急変は山ではあるあるですが

こっから3時間かかる場所まで

行こうとしてる者にしたら

悩みどころで、これからの天気が

悪くなる様なら、この場所に

留まるべきですから。

 

周りにいた他の登山者もザワザワと

していました。

30分ほど様子を見て、そんなに悪くならないと判断し、山頂を目指しました。

 

そこからは、厳しい道で今まで以上に

ペースが落ちカッパを着ての上り坂で

体は暑く蒸れて大変でした。

 

1歩1歩集中しながら歩くので呼吸が

浅くなり、意識的にしっかり

呼吸しながら仲間についていく

感じでした。

 

雨は降ったりやんだりで、その都度

カッパを着たり脱いだりしていました。

たまに振りかえると、とても高く

雲の切れ目から見える山が

メチャクチャ綺麗で迫力があり

そんなところまで歩いて

きているんだなって、ならあと少しで

頂上だなって思いながら

ワクワクしながら歩いていました。

 

登っていくにしたがって険しく

岩も大きくなり仲間がいるから

先に歩いてくれるから分かるけど

1人じぁ絶対無理やなと、

あと、少しの1歩でも確実に山頂に

近づいていると思うと

疲れていても元気と勇気がでてきます。

 

何度も恐怖を感じる場所はあるんです。

慣れもあるんでしょうが勇気をもって

進む、それが自分の中の何かが

変わる感じがして好きです。

 

山頂に着いたの午後5時頃

涸沢から4時間かかっていました。

山小屋に5時着はタブーなんですが

まだ日が落ちる前でしたし、とにか

無事着けた事にホッとしたのを

思い出します。

 

ただ残念なのは、山頂も雲で

本当に楽しみにしてた絶景が

目の前で見ることが出来ませんでした。

 

見れてないですが、くもが晴れていたら

こんな風に見れた絶景を最後に

写真で見て下さい。

 

この場所は行った人にしか感じない

感動をくれると思います。

なのでもう1度行きたいと思います。