初登山

こんにちは、店長のヨシノブです。

 

45歳にして初挑戦の登山に行ってきました~

 

友達の理容師仲間に連れてってもらい

日曜の仕事終わって準備してそのまま出発。

 

目指すわ八ヶ岳の赤岳、

月曜の朝3時頃に駐車場に到着。車内で睡眠し、

7時半に出発。

 

とにかく最後まで歩き切りたいと思いながら

ゆっくりしたペースで歩き出しました。

とにかくくも1つ無い天気で暑いくらいでした。

 

周りの植物や珍しいコケなどに癒されながら

時々開けた所から見える周りの景色が

気持ちよくて疲れを忘れさせてくれました。

 

あっと言う間に1~2時間すぎてましたが

休み休み歩いていたので全然平気でした。

 

ただ、周りの景色が段々高くなり、

緊張感が増して、勝手に1歩1歩が慎重に

なっていくのが分かりました。

 

今回の登山は最終的には赤岳なんですが

最初に、阿弥陀岳→中岳→赤岳の縦走でして

後から思えば、1日中歩いてました。

 

昼過ぎに1つめの阿弥陀岳に到着。

とにかく眺めがよく富士山もバッチリ見えました。

 

自分的には1歩1歩歩いてたら着いた感じで、

達成感より恐怖心の方が上で

よぅ、こんなとこまで来たな~っと思っていました

 

阿弥陀岳の頂上から初めて最終目的の

赤岳が見えて、友達はそれを

バベルの塔みたいでカッコええやろ~

って言ってました。

 

昼飯のカップラーメンを食べゆっくりしてからの

再出発。

 

今も忘れません、

この日1番恐怖を感じた場所。

阿弥陀岳からの下りは素人目から言うと

崖です。それを降りてかなアカンのです。

 

自分の気持ちが恐怖心に飲み込まれてたら

1歩も動けなかったでしょう。

必死に目の前だけに集中して

1歩づつ確実に慎重に動きました。

 

崖から降りて、来た道を見上げて、

泣きそうになりました。生きてて良かった、って。

 

あと二つ、まぁ中岳は小さな丘でしたが

バベルの塔こと赤岳は、中岳から見ても

まだまだ上で、頂上付近は岩なので、

 

また怖いとこやったらいややな~っと思いつつ

1歩1歩足を動かしていました。

 

頂上に近ずくにつれ道が見えてきて、

やっぱり崖を昇っていく感じで

血の気が引きました。

 

少し横を見れば何もない、落ちたら

あの世間違いなしな場所。

 

でも登りは正面と上を向いて歩くので

そこだけに集中し、落ち着いてと自分に

言いながら1歩づつ進みました。

 

小さい1歩でもその内頂上に着くもんですね。

夕方の5時に無事、赤岳登頂2899メートル。

 

見渡す限り晴天で下に雲がある場所でした。

歓喜の声が聞こえる中、

少しホッとすると恐怖がやってきて

余り周りを見ることができませんでした。

 

頂上に山小屋があり、そこを予約してたので

ゆっくりできました。

 

高山病なのか頭が痛くてよこになってると

近くの方が飲んだらよくなるかもって

バファリンを頂き、優しい方が多いです。

本当にありがたかったです。

 

僕はほぼ寝てたんですが、友達が星を撮って

きて後で見たけど、こんなん、

ここでしか見れません。

行った人しか見れない最高のご褒美ですよね。

 

山小屋の朝は早く、

4時頃から周りがざわざわし始めてました。

少しづつ明るくなり外に出てみると

雲海に光が当たりだし太陽が顔を見せてくれました

 

僕的に1番の感動的シーンでした。

パワーと元気が自然とわいてきて昨日の

疲れが吹っ飛びました。

 

山小屋の食堂からの富士山

次の日も風も無く雲も無くいい天気でした。

 

2日目は早目にゆっくりと下り

余裕をもって帰る事にしました。

 

初めての山登り、メチャクチャ怖くて

死ぬかと思ったけど

ハマりそうです。

 

山好きな方、ぜひお話聞かせてください。